複数のau IDをひとつにまとめて楽に管理したい!と思ったことはありますか?au IDはau関連のサービス(au、UQ携帯電話、auひかり、auでんきなど)を契約したときに勝手に新規作成されます。そのためIDが増えて管理に困っている方も多いと思います。
そこでおすすめなのが「au IDの統合」です。au IDの統合とは複数のau IDをひとつにまとめることです。ひとつのIDで複数のauサービスを集約することができ、かなり便利です…と言って終わりたいところですが、やはり人間が作った以上、完璧なシステムではありません。au IDを統合することでデメリットも生じます。
この記事ではau IDを統合したい人向けに統合後の挙動とメリット・デメリットについて、わかりやすく簡潔に書いていきます。
- au IDが増えすぎて管理に悩んでいる人
- au IDを統合したときのデメリットを知りたい人
- au IDを統合するか迷っている人
au ID統合について初心者にもわかるように解説していきます!
なおこれから、統合後も使い続けるau IDを「統合先」、使わなくなるau IDを「統合元」と区別します。
押さえるべきポイント
まず基本的な事項をおさえておきましょう。これらのポイントをおさえておけば大きな痛手にはなりません。
- 統合元のau IDがなくなるわけではない(統合後でもログインが可能)
- au Pay残高の合算はできないが使えなくなるわけではない(統合元の残高はその後も使用可能だが一部のオンラインチャージはできなくなる)
- Pontaポイントは統合先のIDに合算される
- 統合元のサービスは引き継がれないものがある(au Payマーケット、auスマートパスプレミアムなど)
それぞれ解説していきます。
統合元のau IDがなくなるわけではない
統合元のIDは消えてなくなるわけではありません。統合元のIDとパスワードでMy auやauかんたん決済などのポータルサイトにログインできます。auかんたん決済の履歴も見れます。
au Pay残高の合算はできないが使えなくなるわけではない
勘違いしている人が多そうですが、残高が合算されないだけで、引き続き統合元のIDで使用可能です。統合元のIDはなくならないのですから、そのIDでau Payでアプリにログインして残高を使用したり、紐付いているau Payプリペイドカードで決済できます。一応チャットサポートで確認済み。
誤った情報を書いているブログが見受けられたので注意喚起しておきます。不安な人は残高を0にしてから統合するのが精神衛生的に良いと思います。
Pontaポイントは統合先のIDに合算される
特に問題ないでしょう。Pontaポイントは統合先のIDに加算されます。新しく加算されるので有効期限が延びます。有効期限が間近に迫っているときは期限引き延ばし目的でID統合を実施してもいいかもしれません。
統合元のサービスは引き継がれないものがある
1番厄介なのはコレです。統合元のIDで利用していたサービスは統合先では引き継がれないものがあるので再度設定が必要です。公式サイトを参考にチェックしてください。かんたん決済(通信料合算支払い)で支払っているサービスは一度登録が解除されます。また統合元のIDでポイント運用をしている方は破棄されるのでポイントを引き出してから統合しましょう。
au IDを統合するメリット
以上のポイントを踏まえるとau IDを統合するメリットは
- IDが1つになるので管理が楽ちん。パスワードと暗証番号が1つでよくなる
- Pontaポイントが合算される、有効期限が延長できる
などでしょうか。
au IDを統合するデメリット
続いてau IDを統合するデメリットは何でしょうか?
- 統合元のau IDでは、auかんたん決済(通信料合算支払い)ができなくなる(auかんたん決済のキャンペーンに参加できるIDが減る。)
- au PAY ゴールドカード通信特典が対象外になる場合あり
- 統合元のサービスが引き継がれない/再度設定が必要
意外とない…のか?
記事のテーマを決めた段階ではもっとデメリットがあるだろうと思っていましたが、予想より少なくてびっくり。
まとめ【統合は面倒である】
以上、au IDの統合について押さえるべきポイントとメリット・デメリットをまとめました。
散らばったPontaポイントをまとめたい方にはオススメです。その他の人はしなくていいかも。統合するデメリットはあっても統合しないデメリットは見当たらないんですよね。せいぜい管理が煩雑になる程度。
統合後の再設定の手間を考えたら、よほどの理由がない限り慎重に!公式の情報をちゃんと確認してください!自己責任で。
この記事を読んで、統合したい人は操作手順をこちらから見てやれば簡単です。