今回は、ドラッグストアでのお買い物をお得にする「1円PayPay」というテクニックについてご紹介します。
Yahoo!知恵袋でもこのような質問がありました。

マツモトキヨシ(マツキヨ)とウエルシアを例に挙げて、「1円PayPay」とは何か詳しく解説していきます。
1円PayPayとは?
1円PayPayとは、ポイント還元キャンペーンを最大限に活用するためのテクニックです。
多くのドラッグストアでは、PayPayでの支払いに対してポイント還元キャンペーンを実施しています。
代表的なのが花王×PayPayのキャンペーン。
あとはYahooのバナーに表示されているキャンペーンなど。

これらのキャンペーンは、たとえ1円でもPayPayで支払えば適用されます。
対象金額(上のキャンペーンだと3000円と500円)の全額をPayPayで支払う必要はありません(全額PayPayで支払ってももちろんOK)。
1円PayPayのメリット
1円PayPayのメリットを挙げていきます。

他の支払い・ポイントとの併用が可能
1円をPayPay支払いにすれば、残りを貯まったポイントやQuoカード、商品券などを利用して使い切ることができます。

ポイントや商品券の有効期限が迫っていても、キャンペーンに参加しながら有効期限切れを防ぐことができます
実質的な現金支出は1円のみなのも良いですね。
複数のキャンペーンの組み合わせが可能
店舗独自のキャンペーンとPayPayの還元キャンペーンを同時に利用できます。
例: ウエルシアの「ウェル活」(33%OFF)と PayPayの還元キャンペーンを組み合わせる。
ウエルシアですと、毎月20日はWAON POINT(WAONポイントではないので注意)を1.5倍で利用することができます。
1日の使用上限は、30,000ポイント(45,000円相当)です。200ポイント以上のWAON POINTから利用できます。

少なくとも1円以上はPayPayで支払わなければいけないので、WAON POINTすべて使わないようにしましょう。
客:WAON POINT払いをするときはいくら必要ですか?
店:nポイント必要です
客:では、(n-1)ポイントをポイント払いで使います。残りはPayPayで支払います
値引きやクーポン、各企業で使えるポイントの扱い
なぜ、1円PayPayが可能かというと、PayPayキャンペーンにおける還元は「値引きやクーポン、各企業で使えるポイントを利用の場合は利用前の金額が対象」となることが多いからです。


この表からわかるとおりマツキヨはすべてパターンAなのでポイントやクーポンを駆使した後に1円PayPayをしてもキャンペーン対象です。
ウエルシアも各企業で使えるポイントをご利用の場合はパターンA、つまりWAON POINT利用前の金額が付与対象の金額になるというわけです。
マツキヨでの1円PayPay活用法
マツモトキヨシでの1円PayPayの理想形です。
次のような手順を踏みます。
- 買い物の合計金額を確認する(例:6,000円)
- LINEの10%オフクーポンやアプリのクーポンを使う
- Quoカードや商品券(JCBギフトなど)を使う
- マツキヨポイントを使う(店舗では200ポイント以上からの利用)
- 残りの1円をPayPayで支払う
マツキヨオンラインでの支払いはこちら
ウエルシアでの1円PayPay活用法
ウエルシアでも、同様の戦略が使えます。「ウエル活(ウェル活ではない)」と組み合わせることで、さらにお得になります。
ウエル活とは:
- 毎月20日に実施され、WAON POINTが1.5倍で利用できる
- WAON POINTを使って支払うと、実質33%OFFになる
次のような手順を踏みます。
- ウェル活の20日に買い物をする
- クーポンや商品券(JCBギフトなど)を使う
※ウエルシアはQuoカードは使用不可 - WAON POINTで支払う(1.5倍)
- 残りの1円をPayPayで支払う
この方法により、ウェル活の33%OFFに加えて、PayPayのキャンペーン特典も受けられます。
さらに、ウエルシア側のキャンペーンやレシートキャンペーンなどとも併用すればさらにお得です。
ウエルシアについては毎月図解で解説している人がいます。
私はさすがに面倒でやりませんが、このくらいキャンペーンを駆使すればかなりお得だと思います。
注意点とコツ
主な注意点とコツです。

対象の支払い金額や期間は事前に確認しておきましょう。
それと、店員も1円PayPayをよくわかっていない可能性があります。トラブルのもとなので、店員にははっきりと利用意思を伝えるようにしましょう。レジ操作が複雑になるとミスをしやすいですからね。
あとはPayPayクーポンを適用させたい場合は1円ではなくて付与上限金額を支払うようにしましょう。10%還元で付与上限100ポイントの場合は1,000円残しにするとか。
他のドラッグストアでの活用
この1円PayPay戦略は、マツキヨやウエルシア以外のドラッグストアでも活用できます。例えば、スギ薬局やサンドラッグでもPayPayが使えるようになり、同様のキャンペーンが実施されています。
各ドラッグストアのポイントシステムや特典を把握し、PayPayのキャンペーンと組み合わせることで、より大きな節約効果を得られる可能性があります。
1円d払い 1円楽天Payも・・・
ここまで説明すればカンのいい方はお気づきだと思いますが、「1円d払い」「1円楽天Pay」などもあります。
理屈はPayPayと同様です。
キャッシュレス決済の普及に伴い、このような1円PayPay戦略の機会は今後も増えていくと予想されます。
まとめ
本記事では1円PayPayについて解説しました。